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総セリフ数: 293
キャラクター数: 8 人
◆シーン01 プロローグ
◆シーン02 渡る世間はアンノウン
◆シーン03 SSスターシップ(1)
◆シーン04 SSスターシップ(2)
◆シーン05 WAKUWAKU火星墜落
◆シーン06 突撃隣の密輸団
◆シーン07 そして伝説(暗黒星雲)へ
◆シーン08 キャストコール
キャラ毎のセリフリスト
サラ カッツ 局長 ロアー レザン ミオ グラン リスキー
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※シーン01 に登場する人物
サラ
カッツ
○シーン01 プロローグ
【ノイズのような音/20世紀製のラジカセから声が聞こえてくる】
サラ「人類が宇宙に進出して数世紀。
銀河系連邦に統治されている人類生存圏(じんるいせいぞんけん)は、
全て調べ尽くされた既知(きち)の宙域(ちゅういき) という意味で、
"アンノウン・ゼロ"と呼ばれていた」(W01-001)
サラ「これは"アンノウン・ゼロ"での、とある青年の死闘を描いた(えがいた)、愛と感動の物語である。……たぶん」(W01-002)
カッツ「ボイスドラマ、Uknown:0(アンノウン・ゼロ)」(W01-003)
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※シーン02 に登場する人物
カッツ
局長
ロアー
レザン
○シーン02 渡る世間はアンノウン
【兵站局のある一室。呼び出されたカッツがクビになる所から】
カッツ「え?クビって……ど、どういうことですか!局長!」(W02-001)
局長「あー、カッツくん。キミ、先日ここに置いてあった書類見たろう?」(W02-002)
カッツ「はぁ、局長の机に置いてあったんで、打ち込み用の書類かと思いまして……
実際、いつもと同じような物資のリストでしたし」(W02-003)
局長「あれね、今度行われるプロジェクトの超〜重要な機密書類だったんだよ。
ということでキミに機密漏洩(きみつろうえい)、管轄外データへの抵触(ていしょく)違反、
その他もろもろの規則違反が認められるということで、クビにしなきゃならないんだわ」(W02-004)
カッツ「えええ!?超〜重要な機密書類をほいほい置いとかないでくださいよ!
ていうかそういうのって普通、責任を負うのは局長でしょーが!!」(W02-005)
局長「うん、普通はね。
でも元々昨日付けで辞めることになってたから、僕にはもう関係ないんだよね。
今日は私物の整理に来ただけだし」(W02-006)
カッツ「ええ!?聞いてませんよ!?」(W02-007)
局長「うん。言ってなかったから」(W02-008)
カッツ「ええええ!?」(W02-009)
局長「ということで、カッツくん。
この不況じゃ再就職は厳しいかもしれないが、頑張ってくれたまえ。応援してるぞ!」(W02-010)
(明るく)
カッツ「うるせえぇ!!このタコ局長ー!!!」(W02-011)
【以下、カッツモノローグ】
カッツM「……というのが、つい先日のこと」(W02-012)
カッツM「子どもの頃から憧れていた銀河連邦軍へ就職した俺は、そんな感じであっという間にクビになった」(W02-013)
【足音/カッツ、空港を歩いている】
カッツ「はぁ……とりあえず故郷(くに)に帰って今後のことでも考えるか……
母さんとか、すんげー怒るだろうなぁ」(W02-014)
(がっくりした感じで)
【どん!/カッツ、人にぶつかる】
カッツ「わっ……っと、すいません」(W02-015)
ロアー「あぶねーでやんす!どこ見てるでやんすか!!」(W02-016)
レザン「あー!すいません!うちの子がよそ見してたようで!!
……おいこら、ロアー!目立つなって言っただろーが!」(W02-017)
(こそこそと)
ロアー「だって、親分!こいつがぶつかってきたでやんす!おいらは悪くないでやんす!
ハイジャックの前に殺っちまっても……」(W02-018)
【しゃきーん/ロアー、何かを取り出そうと】
カッツ「あ、あのー……」(W02-019)
(困惑した感じで)
レザン「わははは、何でもありません!
馬鹿かお前!ここで騒いで俺たちが泣く子も黙る宇宙海賊・レザン海賊団だとバレたらどーする!
計画がおじゃんだろーが!!」(W02-020)
(前半はごまかすようにカッツに/後半は普通の、むしろ大きい音量でロアーに)
カッツ「……えーと。宇宙海賊、なのか?」(W02-021)
レザン「な、何故それをッ!!?」(W02-022)
ロアー「親分、全部言ってたでやんすよ」(W02-023)
レザン「し、しまったあぁ!!!やいお前ー!命が惜しくば今の言葉、聞かなかったことにするんだな!黒飴やるから!!」(W02-024)
カッツ「脅すか懐柔(かいじゅう)するかどっちかにして欲しいんだが……ていうか別に言わないよ」(W02-025)
(呆れて脱力しつつ)
レザン「すまん、恩に着る!行くぞ、ロアー!」(W02-026)
【レザン、走って立ち去る】
ロアー「こんなんで大丈夫でやんすかねぇ……あ、親分!待って欲しいでやんすー!」(W02-027)
【ロアー、立ち去る】
カッツ「なんだったんだ……変な奴ら」(W02-028)
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※シーン03 に登場する人物
ミオ
カッツ
レザン
ロアー
グラン
○シーン03 SSスターシップ(1)
【SSSの宇宙船内、席についたカッツ、そして海賊2人。】
ミオ「皆様〜、本日は〜、SS・スターシップ社をご利用下さいまして〜、誠にありがとうございま〜す」(W03-001)
(バスガイド口調でまったり説明中)
カッツ「って、なんでお前らがいるんだよ!!」(W03-002)
レザン「うおっ!?お前はさっきの!!」(W03-003)
ロアー「また会ったでやんすー」(W03-004)
カッツ「ちょ、ガイドさーん!ここに宇宙海賊が……もがっ!!?」(W03-005)
(途中で止められた)
ミオ「お客様、どうかされましたかー?」(W03-006)
【レザンとロアー、ごまかすように慌てた口調で以下】
レザン「いえいえいえ!何でもありません!やだなー、宇宙船に乗るくらいははしゃいじゃって、この子はもー!!」(W03-007)
ロアー「ほ、ほんとーにしょーがないやつでやんす!この田舎者がー!!」(W03-008)
ミオ「はぁ……」(W03-009)
【足音/ミオ、なんか変な3人をいぶかしげに見つつ、去る】
カッツ「なんでいるんだよ!まさか、この船をハイジャックでもするつもりか!?」(W03-010)
レザン「そのまさかさ!!」(W03-011)
(誇らしげに)
カッツ「まさかっていうかすごい予想通りだよ……。ていうかやめろよな!俺はこの船で故郷に帰るとこなの!
何事もなく故郷に帰って、静かに暮らしたいのッ!!」(W03-012)
レザン「兄さん、都会に疲れちまったクチですかい?」(W03-013)
(何故か急に江戸っ子口調で)
カッツ「そーだよ!理不尽な理由で軍をクビになっちまったから、今は故郷に帰ってゆっくり休みたいの!
まかり間違っても宇宙海賊とかが乗ってない船でな!」(W03-014)
レザン「あー!宇宙海賊って言った!言うなっつってんのに!!」(W03-015)
カッツ「うるせー!何度でも言ってやらぁ!!宇宙海賊宇宙海賊宇宙海賊ー!!!」(W03-016)
【小学生っぽい言い合いをする二人/グラン、不機嫌そうにそれを止める】
グラン「おい、お前ら、静かにしろよ。ミオさんの話が聞こえないじゃないか!」(W03-017)
カッツ「……あ、すみません」(W03-018)
グラン「ったく、これだからマナーのなってない客は困るよ。おかげでミオさんの暗黒星雲豆知識を聞き逃しちゃったし」(W03-019)
【フェードインでミオの音声/上記〜下記台詞にかぶってかすかに聞こえる】
ミオ「……というわけで、暗黒星雲産の宇宙秋ナスはお嫁さんには絶対食べさせてはいけないと、この辺りでは伝えられているそうです。さて、当機は木星、小惑星帯(アステロイドベルト)、火星を経由し、終点の地球へと向かいます……」(W03-020)
(台詞を増やしても構いません)
カッツ「ミオさん?あぁ、あのガイドさんか。あんた、この船にはよく乗るのか?」(W03-021)
(グランに話を振る)
グラン「ふっ、この僕を誰だと思っているんだ?宇宙怪獣ハンターのグラン・カナン・ロイヤル様だぞ。
危険な宇宙怪獣の監視は僕の使命だからな!!」(W03-022)
(誇らしげに言う)
カッツ「えぇっ!?宇宙怪獣!!?どこどこ!?」(W03-023)
(慌ててきょろきょろする)
グラン「しっ!声を立てるな!目の前にいるじゃないか!!」(W03-024)
カッツ「目の前……俺には添乗員のおねーさんしか見えないが。まさか……」(W03-025)
グラン「そのまさかさ!!」(W03-026)
(えっへん、と)
カッツ「一字一句違わない言葉を宇宙海賊から聞いたよ、さっき!ていうかあの添乗員さん、宇宙怪獣!?
確かによく見たら角と尻尾が生えてるけど……」(W03-027)
グラン「見た目に惑わされるんじゃない!ああ見えて彼女の握力は推定12宇宙t(うちゅうとん)、
セラミック合金の壁を軽く壊せるんだぞ!放射能のブレスを吐くこともできるし!」(W03-028)
カッツ「すげぇ!!」(W03-029)
グラン「ちなみにスリーサイズは上から88・56・87、視力は両目8.0、靴のサイズは23.5cm、
好きな色はエメラルドグリーン」(W03-030)
カッツ「く、詳しいな……ストーカー?」(W03-031)
(呆れて)
グラン「ちがーう!危険な宇宙怪獣を放っておくわけにはいかないだろう!
僕はただ、全宇宙の平和の為に危険な宇宙怪獣の詳細なデータをだな!」(W03-032)
【足音/会話の途中でミオが通りかかる】
グラン「あ、ミオさーん!今度一緒に食事とかどうですかー!
美味しい木星イタリアンのお店を見つけたんですよー!」(W03-033)
カッツ「……なんかよくわからんけど、ほっといた方が良さそうだ」(W03-034)
(呆れて)
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※シーン04 に登場する人物
ミオ
カッツ
レザン
サラ
リスキー
ロアー
○シーン04 SSスターシップ(2)
【アナウンス調のミオの台詞/フェードアウト】
ミオ「当機はただいま小惑星帯を通過中です。揺れる場合がございますので、シートベルトをお締め下さい」(W04-001)
【カッツ、ふと気付いてきょろきょろと】
カッツ「ん?そういや、お前の連れのロアーとかいうやつはどこ行った?さっきから見ないけど」(W04-002)
レザン「あぁ、あいつならこの船のエンジンの破壊工作に」(W04-003)
(明るく)
カッツ「ちょ、待て!小惑星帯でエンジン破壊とか危険すぎるだろーが!!落ちたらどうすんだよ!」(W04-004)
(うろたえる)
レザン「うろたえるな、小僧!」(W04-005)
カッツ「誰が小僧だ」(W04-006)
【べしっ/カッツ、レザン叩く/レザン動じず】
レザン「この型の船だとエンジンが二機あるから片方を止めても大丈夫なんだとよ。
動けなくなったとこでその隙に俺たちが船を乗っ取るって寸法さ!」(W04-007)
カッツ「へぇー、ただの馬鹿かと思ってたら案外頭いいな、お前ら。
……って、感心してる場合じゃない!」(W04-008)
カッツ「やめさせろ、すぐに!俺は普通に故郷に帰りたいんだー!!」(W04-009)
レザン「いいじゃんかよー、俺たちだって食うのに必死なの!
これ成功しないと今日の夕飯、宇宙キャベツの芯だけとかになるんだぞ!」(W04-010)
カッツ「うるせー!てめーらはキャベツの芯でも食ってろー!!」(W04-011)
【シーン切り替わって操縦席側/SSスターシップの3人がいる】
ミオ「サラ社長ー、アナウンス終わりましたー」(W04-012)
サラ「ご苦労、ミオくん。さて、この小惑星帯を抜けたらあと少しで地球だな。
リスキー、今日はくれぐれも安全運転でな」(W04-013)
リスキー「わかってる。あたしだってこんな見通しの悪い所で無茶は……」(W04-014)
【SE:クラクション音(宇宙だけど)/乗用宇宙船がSSSの船を追い越していく】
サラ「あ、抜かされた」(W04-015)
ミオ「危ないですねー。ここ、追い越し禁止の小惑星帯なのに」(W04-016)
リスキー「……あたしの船を追い越しやがったな」(W04-017)
(ぼそっと、怒りを込めて)
ミオ「リスキーちゃん、だめっ!今日はお客様が4人も乗ってるのよっ!!」(W04-018)
【SE:ぴぽぱ、と電子音/リスキー、コンソールを乱暴に操作する】
リスキー「一番はあたしだ。あたしに挑んだことを後悔させてやる」(W04-019)
(ミオの言葉を聞いてない感じで)
ミオ「リスキーちゃん、だめだってば!!!」(W04-020)
【サラ、一人冷静に/ぽーん。と放送が客席に入る】
サラ「えー、お客様。多少の揺れが予想されますので、至急、シートベルトをお締めください。
でないと死にます」(W04-021)
(きっぱり)
カッツ「えぇ!?」(W04-022)
【ぎゅいーん/SSSの船、加速し始める】
カッツ「って、何で加速し始めたんだこの船!!」(W04-023)
レザン「追い越しか!?追い越しに怒ったのか!!?」(W04-024)
カッツ「お、おい!この状態でエンジン一機壊したらやばくないか!?」(W04-025)
レザン「……あ。」(W04-026) (気付いた風に)
レザン「わー!!ロアー!中止だ中止!超中止ー!!!」(W04-027)
【エンジンルームに忍び込んだロアー/レザンらの声聞こえず】
ロアー「ぽちっとな。でやんす」(W04-028)
【ぽち。とスイッチ音/ちゅどーん!と爆発音】
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※シーン05 に登場する人物
サラ レザン ロアー
リスキー ミオ
カッツ グラン
○シーン05 WAKUWAKU火星墜落
サラ「……で、君たち2人がうちの船を墜として(おとして)くれたわけか、宇宙海賊くんたち」(W05-001)
【海賊2人/ロープでぐるぐる巻きに縛られて転がされている】
レザン「ごめんなさいすみません警察だけは勘弁してください!」(W05-002)
ロアー「あうう、まさか追い越し禁止の小惑星帯で追い越し返す船があるとは思わなかったでやんす……」(W05-003)
リスキー「よく全員無事だったな」(W05-004) (他人事風に)
ミオ「……半分はリスキーちゃんのせいなんだからね」(W05-005)
リスキー「操縦士の腕がいいから死人が出ずに済んだんだ」(W05-006) (悪びれず、むしろ誇らしげに)
ミオ「はぁ……珍しくお客様が多いと思ったら宇宙海賊だったなんて……」(W05-007) (盛大にため息)
カッツ「……あのー」(W05-008)
ミオ「はい?」(W05-009)
カッツ「なんで俺も縛られてるんでしょうか」(W05-010)
【SE:ちょん。/カッツも捕まっている】
サラ「そりゃあもちろん、うちの船を墜とした宇宙海賊だからだよー」(W05-011) (明るく)
カッツ「はぁ、宇宙海賊……って、えええっ!?」(W05-012)
カッツ「俺は違ーう!!事件に巻き込まれたただのかわいそうな一般人だッ!!」(W05-013)
リスキー「本当か?」(W05-014)
カッツ「本当だよ!ほ、ほら、ポケットに軍の身分証明書も……って、そうだ、クビになったんだった、俺!!」(W05-015)
ミオ「軍をクビになって、生活苦の為に宇宙海賊になったんですか?……か、かわいそう……」(W05-016) (本気で同情している)
カッツ「ちがーう!お前らもなんとか言えよ!!俺が仲間じゃないって!」(W05-017) (海賊コンビに振る)
【海賊コンビ、カッツに向かってこっそりと】
レザン「………兄さん、一蓮托生(いちれんたくしょう)って言葉、知ってますかね?」(W05-018)
カッツ「ちょっと待て、おい」(W05-019)
ロアー「さすが親分!"赤信号、みんなで捕まりゃ怖くない"、でやんす!……ま、いざって時はおいらだけ逃げるでやんすけど」(W05-020)
(後半は冷静にぼそっと)
カッツ「待てえぇ!!こいつらとは何の関係もないんだって!信じてくれよッ!!」(W05-021) (後半/SSSの面々に)
レザン「ひどいわ!あたしとのことは遊びだったのね!!」(W05-022)
ロアー「親分を捨てるでやんすか!?ひどいでやんすー、かいしょーなしでやんすー」(W05-023) (※こっちは状況を面白がってる)
カッツ「変な事実を捏造(ねつぞう)しようとすんなッ!!」(W05-024)
【以下、SS+αの反応】
サラ「うわぁ」(W05-025) (引いてる)
ミオ「あ、あの、愛の形は人それぞれですよ、ね……」(W05-026) (なんとか同意しようとしてる)
リスキー「大丈夫だ。きっといつかどこかで認めてもらえるさ」(W05-027) (慰めた)
グラン「とりあえず僕らの3m以内には寄らないでくれ」(W05-028) (きっぱり否定した)
カッツ「お前らもあっさり信じるなー!!!」(W05-029)
【間/しばらくして、やっと解放されたカッツ】
カッツ「(息切れしつつ)……や、やっとわかってもらえたか……」(W05-030)
サラ「まあ冗談はさておき」(W05-031)
カッツ「冗談だったのかよ!」(W05-032)
カッツ「ていうか、どこから声がするのかなーと思ったら……20世紀型の古いラジオ?」(W05-033)
サラ「おや、よく知ってるね。今現在はちょっとした理由で身体(からだ)がないものでね。声だけで失礼するよ」(W05-034)
カッツ「はぁ。……この運転手の事故でそうなったんじゃないだろーな。危ないぞ、この旅行会社」(W05-035)
(後半はぼそっと言う/リスキーの方を見つつ)
【リスキー、むっとして】
リスキー「社長のはあたしのせいじゃないぞ。
あれは確か、配達の仕事を請けたら中身が怪しい白い粉で、
それを巡った(めぐった)セクター308(さんまるはち)の大規模な抗争に巻き込まれた時に……」(W05-036)
【ミオ、慌てて遮るように】
ミオ「と、ともかく!こうしていても始まりませんし!船の修理のできる場所を探しましょう!」(W05-037)
グラン「僕はミオさんとなら岩だらけの火星の荒野だろうが何だろうが平気ですよ!
それにほら、2人で協力して苦難を乗り越えた時に愛が芽生えちゃったりなんかしちゃったりして」(W05-038) (妄想発言/増やしてもOK)
【ミオ、きっぱり遮る】
ミオ「じゃ、グランさんは放っておいて、行きましょうか。」(W05-039) (きっぱり)
【以下、ガヤ風にわいわいと/下記+テキトウに1〜2言、アドリブでお願いします】
カッツ「いいのか?」(W05-040)
リスキー「いつもの事だ。あいつはミオのストーカーだからな」(W05-041)
サラ「リスキー、お得意様にそんなことを言っちゃいけないよ」(W05-042)
ミオ「うう……グランさん以外のお得意様が欲しいです……」(W05-043)
ロアー「おかしいでやんす、ネットに繋がらないでやんす。これだから田舎は嫌でやんす」(W05-044)
レザン「別にいーだろ、ネットなんて」(W05-045)
【グラン以外、移動する】
【ぽつんと残されたグラン】
グラン「というわけで2人の愛は永遠に……って、あれ?ミオさん?
ていうかみんな?ちょ、置いてかないでー!!!」(W05-046)
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※シーン06 に登場する人物
カッツ ミオ
サラ リスキー
グラン レザン
ロアー 局長
○シーン06 突撃隣の密輸団
【金属製の扉をガンガンと叩くカッツ】
カッツ「すいませーん」(W06-001)
【扉ノック数回】
カッツ「やっと建物が有ったと思ったんだけどなぁ。誰もいないのかな?」(W06-002)
ミオ「もう一度呼んでみましょうよ。すいませー……」(W06-003)
【がごっ、がんがらがっしゃーん!/台詞途中でミオが軽くノック。扉がひしゃげて吹っ飛ぶ】
サラ「扉、壊れたね」(W06-004)
リスキー「ミオ……力入れ過ぎだ」(W06-005) (呆れて)
グラン「は、ははは……さすが、ミオさん」(W06-006) (さすがに引きつつ)
ミオ「………。てへっ★」(W06-007) (ごまかそうとかわいらしく)
カッツ「いやいやいや!怖いよ!!何ごまかそうとしちゃってんの!?」(W06-008)
ミオ「だ、だってだって!普通の人の作った建物とかって脆い(もろい)んですもん!!」(W06-009) (泣きそうな感じで)
レザン「まあまあ、おかげで中に入れるし、良かったじゃん」(W06-010)
ロアー「とっとと船を修理して、こんなとこからおさらばでやんす」(W06-011)
【足音/全員移動する/ロアーだけ立ち止まる】
【ぴこぴこ/ロアーのパソコンから電子音】
ロアー「あれ、回線が繋がるようになったでやんす。現在地は、えーっと……セクター308(さんまるはち)?」(W06-012)
ロアー「なんだかどっかで聞いた地名でやんす」(W06-013)
カッツ「何やってんだよ、宇宙海賊。置いてくぞ」(W06-014)
ロアー「あ、置いてかないでほしいでやんすー!!」(W06-015)
【カッツら、大きな倉庫にたどり着く】
ミオ「なんでしょう、ここ……荷物が沢山置いてあるみたいですけど」(W06-016)
サラ「誰もいないみたいだねぇ」(W06-017)
リスキー「どっかの会社の倉庫だったりするんじゃないか?ロイヤル社とか」(W06-018)
グラン「僕んちのじゃないよ。だって入り口に会社名が書いてなかったし、
ガードロボットや警備員がいないなんて有り得ないよ」(W06-019)
カッツ「ちょっと待て。"ロイヤル"ってどっかで聞いた名前だと思ったら、
大企業のロイヤル社の関係者か、お前!?」(W06-020) (グランに)
グラン「うん。僕、次期社長!えっへん!!」(W06-021) (軽く口調で誇らしげに)
サラ「……どうだい、カッツくん。なんか世の中の理不尽さを感じるだろう?」(W06-022) (遠い目で/目、ないけど)
カッツ「うん……すごく」(W06-023) (遠い目で)
ミオ「本人はただのストーカーさんなんですけどね……」(W06-024) (遠い目で)
レザン「誘拐したら身代金要求できっかなぁ……」(W06-025)
ロアー「ロイヤル社の保安部は敵に回さないほうが身の為でやんす。やめといた方がいいでやんす」(W06-026)
【カッツ、喋りながらがさごそとその辺を調べる/何かに気付く】
カッツ「にしても、通信機くらいは置いてあるだろ。……あれ?」(W06-027)
リスキー「どうした?」(W06-028)
カッツ「連邦軍の刻印だ」(W06-029)
ミオ「連邦軍、ですか?」(W06-030)
カッツ「おかしいぞ、これも……これも、全部俺が居た部署から送られたものじゃないか。軍の施設でもないのに……」(W06-031)
カッツ「ま、まさか……横流し!?」(W06-032)
局長「その通りだよ、カッツくん」(W06-033)
【カッツらの場所にサーチライトが当てられる/宇宙服を着た局長が現れる】
ミオ「きゃっ!?」(W06-034)
グラン「な、何だ何だ!?」(W06-035)
カッツ「局長!?なんでこんなとこに……」(W06-036)
局長「まさか、失われた物資と私を追って火星まで来るとはね」(W06-037)
カッツ「はい?」(W06-038)
局長「正義感の強い君のことだ、リストの不正に気付いてここまで来たのだろう」(W06-039)
カッツ「いや、俺、物資の行き先までは知りませんでしたし……つーか、クビになって故郷に帰ろうとして偶然ここに来ただけなんですけど」(W06-040)
局長「正義感の強い君のことだ!リストの不正に気付いてここまで来たのだろう!!」(W06-041)
(同じ台詞を力強く読む/全く同じ調子でも構いません(笑))
ミオ「あの、そういうことにしてあげた方がいいんじゃないでしょうか」(W06-042)
カッツ「は、はい。じゃあいいです、そういうことで」(W06-043) (押された)
ロアー「あー!思い出したでやんす!
セクター308を根城にする密輸団、MarsDevilFish(マーズ・デビル・フィッシュ)のアジトでやんすよ、ここ!」(W06-044)
レザン「おー、すっげー!ここが密輸団のアジトかー」(W06-045) (きょろきょろ)
サラ「そういや昔、この辺でドンパチやりあった覚えがあるなぁ」(W06-046) (のん気に)
リスキー「そういえばそうだ。懐かしいな」(W06-047)
ミオ「あぁー、確か私が入社するちょっと前でしたっけ。
……って、2人とも!そういう重要な思い出をあっさり忘れないで!!」(W06-048)
リスキー「あの時はバタバタしてたからな。記憶が飛んでて覚えがないんだ」(W06-049)
サラ「私なんて記憶どころか身体全部ふっとんだからね」(W06-050)
カッツ「何やってんだよ……てか、あんたらがやってんのって旅行会社じゃないのかよ」(W06-051) (呆れて)
局長「えー……話を続けていいかな?」(W06-052)
ミオ「あ!はい!すみません!どうぞどうぞ」(W06-053) (慌てて)
局長「ここを知られた以上、君達をここから帰すわけにはいかないな」(W06-054)
【機械の起動音/ガードロボットが3体現れる】
カッツ「うわ、ガードロボット!?」(W06-055)
グラン「ミオさん、下がって!こいつらが囮(おとり)になってる隙に!!」(W06-056)
【こいつら=カッツ、レザン、ロアー】
レザン「おい、ちょっと待て。兄さんはともかくなんで俺らまで!!」(W06-057)
ロアー「そーでやんす!囮になるならこの負け組男1人で十分でやんす!」(W06-058)
グラン「3体いるんだぞ!囮も3人いた方が生き残る率が高くなるじゃないか!」(W06-059)
ロアー「じゃ、あんたと負け組男と親分で囮になるでやんす。ちょうど3人でやんす」(W06-060)
グラン「ダメだ!僕にはミオさんを安全にエスコートするという使命があるんだッ!!」(W06-061) (無駄に熱く言い切る)
レザン「あー、俺もこの後夕飯の買い物行かないといけないし」(W06-062)
ロアー「おいらみたいな将来有望な若者が死んだら人類にとっての大損失でやんす」(W06-063)
グラン「……じゃ、カッツ。頼んだよ」(W06-064) (肩、ぽんと)
カッツ「俺だけなんで囮確定なんだよ!あと俺は負け組じゃねぇ!!」(W06-065)
【げしっ/カッツ、3人を蹴った。】
レザン「ぐあっ!?」(W06-066)
グラン「うわぁ!?」(W06-067)
ロアー「痛いでやんす、酷いでやんす!」(W06-068)
サラ「醜い(みにくい)戦いだね……」(W06-069) (遠い目で)
リスキー「争いは何も生まないな」(W06-070) (まっすぐな目で)
ミオ「もう!皆さん、下がって!私がなんとかします!」(W06-071)
【ミオ、前に出る/ガードロボット、ミオに襲い掛かる】
ミオ「くっ……!お客様を守るのが添乗員(てんじょういん)の務め(つとめ)!
ここから先は通しません!!」(W06-072)
リスキー「やばいな……ミオは強いけど、数が多い」(W06-073)
サラ「こっちでサポートしないとヤバいかもねぇ」(W06-074) (のん気に)
カッツ「って、どうにかできるのかよ!?」(W06-075)
サラ「それにはそこの少年の協力がいるな」(W06-076)
ロアー「え?おいらでやんすか??」(W06-077)
サラ「うちの船に乗る時、身分証のデータを偽造したのは君だろう。
痕跡が残っていなかったんで、さすがの私も気付かなかったよ」(W06-078)
ロアー「え〜?何のことでやんすかね〜?」(W06-079) (誤魔化そうと)
サラ「協力してくれたら警察に突き出すのは止めてやってもいいかな。
君だって、宇宙海賊っていう隠れ蓑がなくなるのは困るだろう、ハッカーくん」(W06-080)
ロアー「ちっ……事が終わったらそっちの負け組に罪を着せて逃げるつもりだったでやんすけどね。
こんな感じに」(W06-081) (パソコンの画面を見せる/賞金首のサイト、カッツの写真がでっかく載ってる)
カッツ「えぇ!?俺、賞金首になってる!?いつの間に!!」(W06-082)
ロアー「ま、チャラにしてくれるなら協力するでやんすよ」(W06-083)
サラ「決まりだな。じゃあ、作戦は……」(W06-084) (フェードアウト)
カッツ「ちょ、待て!その前にこれ消せえぇ!!」(W06-085)
【ガードロボットの停止音/2体が止まる】
ミオ「動きが止まった……!?」(W06-086)
リスキー「よし、2体は停止させたぞ!」(W06-087)
【残りの1台がミオを攻撃する】
ミオ「きゃあっ!!?」(W06-088)
カッツ「あと1台動いてるぞ!あれも止められないのかよ!!」(W06-089)
ロアー「1体だけプログラムコードが書き換えられてるでやんす!」(W06-090)
サラ「緊急停止用のパスワードがわかれば止められるんだけど……割り出すのも時間がかかりそうだな」(W06-091)
カッツ「……ちょっと待て。このプログラムコード、見覚えあるぞ!」(W06-092)
サラ「本当か!?」(W06-093)
カッツ「確か書類で……これで止められるはずだ!」(W06-094)
【ぴっぴっ、と電子音/カッツ、パスワードを打ち込む】
【ガードロボット、緊急停止】
ミオ「止まった!えいっ!!」(W06-095)
【ミオ、止まったガードロボットに一撃/ガードロボット、吹っ飛ぶ】
局長「おや、やるようだな。だが、ここの兵装はこれだけではないぞ」(W06-096)
【じゃきん、と音/レザンとグラン、いつの間にか局長の背後に移動している】
レザン「おっと、それは遠慮しとくぜ。痛い目に遭いたくなきゃ、大人しく投降しな」(W06-097)
レザン「ふっ、しばらく喋ってないんでそのまま退場すると思っただろ?
俺だって活躍したいんだよ!そういう年頃なの!!」(W06-098) (意味不明)
カッツ「何の話だ……あの馬鹿」(W06-099) (呆れて)
【グラン、倉庫奥の通信機でどこかに電話】
グラン「あ、もしもし?パパ?うん、保安部今すぐ送ってくれない?2,3隊でいいや、すぐ片付きそうだしー」(W06-100)
サラ「後始末はグランくんのとこの保安部に任せておけば大丈夫そうだね」(W06-101)
グラン「ミオさん、見ててくれました?僕の活躍!」(W06-102)
ミオ「グランさんのは……活躍じゃないです」(W06-103) (目を逸らして)
グラン「そんな!!」(W06-104)
リスキー「親のコネで保安部呼んだだけじゃないか」(W06-105)
【足音/カッツ、局長の所に】
カッツ「局長……いや、元局長」(W06-106)
局長「見事だったよ、カッツくん。まさか一枚の書類が仇(あだ)になるとはね」(W06-107)
カッツ「いえ、あの、俺がここに来たのも偶然なんですけど……
局長、何故わざと書類を俺が見るようなとこに置いておいたんですか?いくらでも隠せたでしょうに。
……ていうかあの書類見なかったら俺もクビにならなかったし」(W06-108)
局長「いやー、実は横流し目的で連邦軍に紛れ込んでみたんだけど、誰も気付いてくれなくてね。
楽で良かったんだけど、それはそれでなんかすんごい寂しかったんだ」(W06-109)
カッツ「え、それだけ?」(W06-110)
局長「それだけ。やー、カッツくんが気付いて追ってきてくれて嬉しかったなぁ」(W06-111) (きっぱり/後半はほがらかに)
カッツ「それだけの理由で俺、クビになったのかよ!このタコ局長ー!!!」(W06-112)
【カッツ、局長を蹴る】
ミオ「か、カッツさん!暴力はいけません!ていうか人をタコとか言っちゃ……」(W06-113)
【カッツ、局長の宇宙服のメットをはずす】
カッツ「ていうか火星人なんだよ、この局長はッ!!」(W06-114)
ミオ「えぇ!?」(W06-115)
リスキー「……本当に、タコだ。」(W06-116)
局長「酷いなー、カッツくん。火星人とタコは別物だニョロ」(W06-117)
カッツ「"ニョロ"ってなんだよ!急にキャラ付けすんな!!わざとらしいんだよ!!!」(W06-118)
サラ「"別物だタコー"とかのがいいんじゃないか?」(W06-119) (真剣に)
【わーわーしつつフェードアウト】
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※シーン07 に登場する人物
カッツ ミオ
グラン サラ
レザン ロアー
リスキー
○シーン07 そして伝説(暗黒星雲)へ
カッツM「こうして、局長……いや、元局長が起こした人騒がせな事件は幕を閉じた。
俺はやっと故郷に帰れるようになったわけで」(W07-001)
【SSSの船。ミオが船内で説明をしている】
ミオ「えー、皆様〜、当機はお客様を目的地に無事お送りすることを第一に〜、安全運転で航行してまいりま〜す」(W07-002)
グラン「ミオさーん、こっち向いてくださーい!」(W07-003) (ミーハーな感じで)
サラ「お客さんに言うのも何だけど、あれだけの目に遭っといて、またうちの船を利用するなんて珍しいね」(W07-004)
カッツ「いやまあ、何となくな。……金もないし」(W07-005) (ため息混じりに)
サラ「そういえばミオもリスキーもあんななんで、ちゃんとした事務員を雇おうかと思ってるんだよね。どうだい?」(W07-006)
カッツ「そうだなぁ……」(W07-007)
ミオ「え、カッツさん、うちに入社するんですか?」(W07-008) (なんだか嬉しそうに)
カッツ「いや、まだ決まったわけじゃ……」(W07-009)
【どたばた足音/海賊コンビが現れる】
レザン「おいお前ら!両手を挙げて大人しくしろい!……って、しまった!この船じゃねぇ!!」(W07-010)
ロアー「親分!ハイジャックする予定だったのは隣に停まってた船でやんす!!」(W07-011)
ミオ「きゃっ!この間の海賊さんたち!?ど、どうしましょう……私、怖いっ!」(W07-012)
【ざざっと船内放送でリスキーのツッコミ】
リスキー「ミオなら何が来ようと大丈夫だと思うが」(W07-013)
グラン「ミオさん、下がって!こいつが囮(おとり)になっている隙に!!」(W07-014) (カッツを前に出す)
カッツ「だから何で俺なんだよ!?」(W07-015)
【クラクション音/そうこうしてるうちに、船が別の船に追い越される】
サラ「あ、追い越し」(W07-016)
カッツ「嫌な予感!!」(W07-017)
リスキー「……あたしの船を追い越しやがったな」(W07-018) (ぼそっと、怒りを込めて)
ミオ「リスキーちゃん、だめだってばっ!」(W07-019)
【ぎゅいーん/SSSの船、加速し始める】
【船、地球を通り過ぎた】
カッツ「ちょ、リスキー!俺の故郷アレだよ!降ろせー!!」(W07-020)
【リスキーから船内放送が入る】
リスキー「すまん、通り過ぎた。戻るのが面倒だから、この先の暗黒星雲がお前の故郷ってことでいいか?」(W07-021)
(悪気はない感じで真面目に)
カッツ「良くねぇよ!!」(W07-022)
カッツ「やっぱりさっきの話、考えさせてくれー!!」(W07-023)
【カッツの叫びフェードアウトでキャストコールへ】
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※シーン08 に登場する人物
カッツ ミオ
グラン リスキー
サラ レザン
ロアー 局長
○シーン08 キャストコール
カッツ「カッツ・フラッケン、(キャスト名)」(W08-001)
ミオ「ミオ、(キャスト名)」(W08-002)
グラン「グラン・カナン・ロイヤル、(キャスト名)」(W08-003)
リスキー「リスキー、(キャスト名)」(W08-004)
サラ「サラ・シーヴァ、(キャスト名)」(W08-005)
レザン「レザン、(キャスト名)」(W08-006)
ロアー「ロアー、(キャスト名)」(W08-007)
局長「局長、(キャスト名)」(W08-008)
カッツ「ボイスドラマ、Unknown:0(アンノウン・ゼロ)」(W08-009)
ミオ「企画・脚本ほか、さのや」(W08-010)
リスキー「制作・提供は、」(W08-011)
サラ「"0から始めよう"でお送りしました」(W08-012)
(終わり)
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サラのセリフ一覧 (セリフ数: 31 )
サラ「人類が宇宙に進出して数世紀。
銀河系連邦に統治されている人類生存圏(じんるいせいぞんけん)は、
全て調べ尽くされた既知(きち)の宙域(ちゅういき) という意味で、
"アンノウン・ゼロ"と呼ばれていた」(W01-001)
サラ「これは"アンノウン・ゼロ"での、とある青年の死闘を描いた(えがいた)、愛と感動の物語である。……たぶん」(W01-002)
サラ「ご苦労、ミオくん。さて、この小惑星帯を抜けたらあと少しで地球だな。
リスキー、今日はくれぐれも安全運転でな」(W04-013)
サラ「あ、抜かされた」(W04-015)
サラ「えー、お客様。多少の揺れが予想されますので、至急、シートベルトをお締めください。
でないと死にます」(W04-021)
サラ「……で、君たち2人がうちの船を墜として(おとして)くれたわけか、宇宙海賊くんたち」(W05-001)
サラ「そりゃあもちろん、うちの船を墜とした宇宙海賊だからだよー」(W05-011)
サラ「うわぁ」(W05-025)
サラ「まあ冗談はさておき」(W05-031)
サラ「おや、よく知ってるね。今現在はちょっとした理由で身体(からだ)がないものでね。声だけで失礼するよ」(W05-034)
サラ「リスキー、お得意様にそんなことを言っちゃいけないよ」(W05-042)
サラ「扉、壊れたね」(W06-004)
サラ「誰もいないみたいだねぇ」(W06-017)
サラ「……どうだい、カッツくん。なんか世の中の理不尽さを感じるだろう?」(W06-022)
サラ「そういや昔、この辺でドンパチやりあった覚えがあるなぁ」(W06-046)
サラ「私なんて記憶どころか身体全部ふっとんだからね」(W06-050)
サラ「醜い(みにくい)戦いだね……」(W06-069)
サラ「こっちでサポートしないとヤバいかもねぇ」(W06-074)
サラ「それにはそこの少年の協力がいるな」(W06-076)
サラ「うちの船に乗る時、身分証のデータを偽造したのは君だろう。
痕跡が残っていなかったんで、さすがの私も気付かなかったよ」(W06-078)
サラ「協力してくれたら警察に突き出すのは止めてやってもいいかな。
君だって、宇宙海賊っていう隠れ蓑がなくなるのは困るだろう、ハッカーくん」(W06-080)
サラ「決まりだな。じゃあ、作戦は……」(W06-084)
サラ「緊急停止用のパスワードがわかれば止められるんだけど……割り出すのも時間がかかりそうだな」(W06-091)
サラ「本当か!?」(W06-093)
サラ「後始末はグランくんのとこの保安部に任せておけば大丈夫そうだね」(W06-101)
サラ「"別物だタコー"とかのがいいんじゃないか?」(W06-119)
サラ「お客さんに言うのも何だけど、あれだけの目に遭っといて、またうちの船を利用するなんて珍しいね」(W07-004)
サラ「そういえばミオもリスキーもあんななんで、ちゃんとした事務員を雇おうかと思ってるんだよね。どうだい?」(W07-006)
サラ「あ、追い越し」(W07-016)
サラ「サラ・シーヴァ、(キャスト名)」(W08-005)
サラ「"0から始めよう"でお送りしました」(W08-012)
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カッツのセリフ一覧 (セリフ数: 94 )
カッツ「ボイスドラマ、Uknown:0(アンノウン・ゼロ)」(W01-003)
カッツ「え?クビって……ど、どういうことですか!局長!」(W02-001)
カッツ「はぁ、局長の机に置いてあったんで、打ち込み用の書類かと思いまして……
実際、いつもと同じような物資のリストでしたし」(W02-003)
カッツ「えええ!?超〜重要な機密書類をほいほい置いとかないでくださいよ!
ていうかそういうのって普通、責任を負うのは局長でしょーが!!」(W02-005)
カッツ「ええ!?聞いてませんよ!?」(W02-007)
カッツ「ええええ!?」(W02-009)
カッツ「うるせえぇ!!このタコ局長ー!!!」(W02-011)
カッツ「はぁ……とりあえず故郷(くに)に帰って今後のことでも考えるか……
母さんとか、すんげー怒るだろうなぁ」(W02-014)
カッツ「わっ……っと、すいません」(W02-015)
カッツ「あ、あのー……」(W02-019)
カッツ「……えーと。宇宙海賊、なのか?」(W02-021)
カッツ「脅すか懐柔(かいじゅう)するかどっちかにして欲しいんだが……ていうか別に言わないよ」(W02-025)
カッツ「なんだったんだ……変な奴ら」(W02-028)
カッツ「って、なんでお前らがいるんだよ!!」(W03-002)
カッツ「ちょ、ガイドさーん!ここに宇宙海賊が……もがっ!!?」(W03-005)
カッツ「なんでいるんだよ!まさか、この船をハイジャックでもするつもりか!?」(W03-010)
カッツ「まさかっていうかすごい予想通りだよ……。ていうかやめろよな!俺はこの船で故郷に帰るとこなの!
何事もなく故郷に帰って、静かに暮らしたいのッ!!」(W03-012)
カッツ「そーだよ!理不尽な理由で軍をクビになっちまったから、今は故郷に帰ってゆっくり休みたいの!
まかり間違っても宇宙海賊とかが乗ってない船でな!」(W03-014)
カッツ「うるせー!何度でも言ってやらぁ!!宇宙海賊宇宙海賊宇宙海賊ー!!!」(W03-016)
カッツ「……あ、すみません」(W03-018)
カッツ「ミオさん?あぁ、あのガイドさんか。あんた、この船にはよく乗るのか?」(W03-021)
カッツ「えぇっ!?宇宙怪獣!!?どこどこ!?」(W03-023)
カッツ「目の前……俺には添乗員のおねーさんしか見えないが。まさか……」(W03-025)
カッツ「一字一句違わない言葉を宇宙海賊から聞いたよ、さっき!ていうかあの添乗員さん、宇宙怪獣!?
確かによく見たら角と尻尾が生えてるけど……」(W03-027)
カッツ「すげぇ!!」(W03-029)
カッツ「く、詳しいな……ストーカー?」(W03-031)
カッツ「……なんかよくわからんけど、ほっといた方が良さそうだ」(W03-034)
カッツ「ん?そういや、お前の連れのロアーとかいうやつはどこ行った?さっきから見ないけど」(W04-002)
カッツ「ちょ、待て!小惑星帯でエンジン破壊とか危険すぎるだろーが!!落ちたらどうすんだよ!」(W04-004)
カッツ「誰が小僧だ」(W04-006)
カッツ「へぇー、ただの馬鹿かと思ってたら案外頭いいな、お前ら。
……って、感心してる場合じゃない!」(W04-008)
カッツ「やめさせろ、すぐに!俺は普通に故郷に帰りたいんだー!!」(W04-009)
カッツ「うるせー!てめーらはキャベツの芯でも食ってろー!!」(W04-011)
カッツ「えぇ!?」(W04-022)
カッツ「って、何で加速し始めたんだこの船!!」(W04-023)
カッツ「お、おい!この状態でエンジン一機壊したらやばくないか!?」(W04-025)
カッツ「……あのー」(W05-008)
カッツ「なんで俺も縛られてるんでしょうか」(W05-010)
カッツ「はぁ、宇宙海賊……って、えええっ!?」(W05-012)
カッツ「俺は違ーう!!事件に巻き込まれたただのかわいそうな一般人だッ!!」(W05-013)
カッツ「本当だよ!ほ、ほら、ポケットに軍の身分証明書も……って、そうだ、クビになったんだった、俺!!」(W05-015)
カッツ「ちがーう!お前らもなんとか言えよ!!俺が仲間じゃないって!」(W05-017)
カッツ「ちょっと待て、おい」(W05-019)
カッツ「待てえぇ!!こいつらとは何の関係もないんだって!信じてくれよッ!!」(W05-021)
カッツ「変な事実を捏造(ねつぞう)しようとすんなッ!!」(W05-024)
カッツ「お前らもあっさり信じるなー!!!」(W05-029)
カッツ「(息切れしつつ)……や、やっとわかってもらえたか……」(W05-030)
カッツ「冗談だったのかよ!」(W05-032)
カッツ「ていうか、どこから声がするのかなーと思ったら……20世紀型の古いラジオ?」(W05-033)
カッツ「はぁ。……この運転手の事故でそうなったんじゃないだろーな。危ないぞ、この旅行会社」(W05-035)
カッツ「いいのか?」(W05-040)
カッツ「すいませーん」(W06-001)
カッツ「やっと建物が有ったと思ったんだけどなぁ。誰もいないのかな?」(W06-002)
カッツ「いやいやいや!怖いよ!!何ごまかそうとしちゃってんの!?」(W06-008)
カッツ「何やってんだよ、宇宙海賊。置いてくぞ」(W06-014)
カッツ「ちょっと待て。"ロイヤル"ってどっかで聞いた名前だと思ったら、
大企業のロイヤル社の関係者か、お前!?」(W06-020)
カッツ「うん……すごく」(W06-023)
カッツ「にしても、通信機くらいは置いてあるだろ。……あれ?」(W06-027)
カッツ「連邦軍の刻印だ」(W06-029)
カッツ「おかしいぞ、これも……これも、全部俺が居た部署から送られたものじゃないか。軍の施設でもないのに……」(W06-031)
カッツ「ま、まさか……横流し!?」(W06-032)
カッツ「局長!?なんでこんなとこに……」(W06-036)
カッツ「はい?」(W06-038)
カッツ「いや、俺、物資の行き先までは知りませんでしたし……つーか、クビになって故郷に帰ろうとして偶然ここに来ただけなんですけど」(W06-040)
カッツ「は、はい。じゃあいいです、そういうことで」(W06-043)
カッツ「何やってんだよ……てか、あんたらがやってんのって旅行会社じゃないのかよ」(W06-051)
カッツ「うわ、ガードロボット!?」(W06-055)
カッツ「俺だけなんで囮確定なんだよ!あと俺は負け組じゃねぇ!!」(W06-065)
カッツ「って、どうにかできるのかよ!?」(W06-075)
カッツ「えぇ!?俺、賞金首になってる!?いつの間に!!」(W06-082)
カッツ「ちょ、待て!その前にこれ消せえぇ!!」(W06-085)
カッツ「あと1台動いてるぞ!あれも止められないのかよ!!」(W06-089)
カッツ「……ちょっと待て。このプログラムコード、見覚えあるぞ!」(W06-092)
カッツ「確か書類で……これで止められるはずだ!」(W06-094)
カッツ「何の話だ……あの馬鹿」(W06-099)
カッツ「局長……いや、元局長」(W06-106)
カッツ「いえ、あの、俺がここに来たのも偶然なんですけど……
局長、何故わざと書類を俺が見るようなとこに置いておいたんですか?いくらでも隠せたでしょうに。
……ていうかあの書類見なかったら俺もクビにならなかったし」(W06-108)
カッツ「え、それだけ?」(W06-110)
カッツ「それだけの理由で俺、クビになったのかよ!このタコ局長ー!!!」(W06-112)
カッツ「ていうか火星人なんだよ、この局長はッ!!」(W06-114)
カッツ「"ニョロ"ってなんだよ!急にキャラ付けすんな!!わざとらしいんだよ!!!」(W06-118)
カッツ「いやまあ、何となくな。……金もないし」(W07-005)
カッツ「そうだなぁ……」(W07-007)
カッツ「いや、まだ決まったわけじゃ……」(W07-009)
カッツ「だから何で俺なんだよ!?」(W07-015)
カッツ「嫌な予感!!」(W07-017)
カッツ「ちょ、リスキー!俺の故郷アレだよ!降ろせー!!」(W07-020)
カッツ「良くねぇよ!!」(W07-022)
カッツ「やっぱりさっきの話、考えさせてくれー!!」(W07-023)
カッツ「カッツ・フラッケン、(キャスト名)」(W08-001)
カッツ「ボイスドラマ、Unknown:0(アンノウン・ゼロ)」(W08-009)
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局長のセリフ一覧 (セリフ数: 17 )
局長「あー、カッツくん。キミ、先日ここに置いてあった書類見たろう?」(W02-002)
局長「あれね、今度行われるプロジェクトの超〜重要な機密書類だったんだよ。
ということでキミに機密漏洩(きみつろうえい)、管轄外データへの抵触(ていしょく)違反、
その他もろもろの規則違反が認められるということで、クビにしなきゃならないんだわ」(W02-004)
局長「うん、普通はね。
でも元々昨日付けで辞めることになってたから、僕にはもう関係ないんだよね。
今日は私物の整理に来ただけだし」(W02-006)
局長「うん。言ってなかったから」(W02-008)
局長「ということで、カッツくん。
この不況じゃ再就職は厳しいかもしれないが、頑張ってくれたまえ。応援してるぞ!」(W02-010)
局長「その通りだよ、カッツくん」(W06-033)
局長「まさか、失われた物資と私を追って火星まで来るとはね」(W06-037)
局長「正義感の強い君のことだ、リストの不正に気付いてここまで来たのだろう」(W06-039)
局長「正義感の強い君のことだ!リストの不正に気付いてここまで来たのだろう!!」(W06-041)
局長「えー……話を続けていいかな?」(W06-052)
局長「ここを知られた以上、君達をここから帰すわけにはいかないな」(W06-054)
局長「おや、やるようだな。だが、ここの兵装はこれだけではないぞ」(W06-096)
局長「見事だったよ、カッツくん。まさか一枚の書類が仇(あだ)になるとはね」(W06-107)
局長「いやー、実は横流し目的で連邦軍に紛れ込んでみたんだけど、誰も気付いてくれなくてね。
楽で良かったんだけど、それはそれでなんかすんごい寂しかったんだ」(W06-109)
局長「それだけ。やー、カッツくんが気付いて追ってきてくれて嬉しかったなぁ」(W06-111)
局長「酷いなー、カッツくん。火星人とタコは別物だニョロ」(W06-117)
局長「局長、(キャスト名)」(W08-008)
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ロアーのセリフ一覧 (セリフ数: 28 )
ロアー「あぶねーでやんす!どこ見てるでやんすか!!」(W02-016)
ロアー「だって、親分!こいつがぶつかってきたでやんす!おいらは悪くないでやんす!
ハイジャックの前に殺っちまっても……」(W02-018)
ロアー「親分、全部言ってたでやんすよ」(W02-023)
ロアー「こんなんで大丈夫でやんすかねぇ……あ、親分!待って欲しいでやんすー!」(W02-027)
ロアー「また会ったでやんすー」(W03-004)
ロアー「ほ、ほんとーにしょーがないやつでやんす!この田舎者がー!!」(W03-008)
ロアー「ぽちっとな。でやんす」(W04-028)
ロアー「あうう、まさか追い越し禁止の小惑星帯で追い越し返す船があるとは思わなかったでやんす……」(W05-003)
ロアー「さすが親分!"赤信号、みんなで捕まりゃ怖くない"、でやんす!……ま、いざって時はおいらだけ逃げるでやんすけど」(W05-020)
ロアー「親分を捨てるでやんすか!?ひどいでやんすー、かいしょーなしでやんすー」(W05-023)
ロアー「おかしいでやんす、ネットに繋がらないでやんす。これだから田舎は嫌でやんす」(W05-044)
ロアー「とっとと船を修理して、こんなとこからおさらばでやんす」(W06-011)
ロアー「あれ、回線が繋がるようになったでやんす。現在地は、えーっと……セクター308(さんまるはち)?」(W06-012)
ロアー「なんだかどっかで聞いた地名でやんす」(W06-013)
ロアー「あ、置いてかないでほしいでやんすー!!」(W06-015)
ロアー「ロイヤル社の保安部は敵に回さないほうが身の為でやんす。やめといた方がいいでやんす」(W06-026)
ロアー「あー!思い出したでやんす!
セクター308を根城にする密輸団、MarsDevilFish(マーズ・デビル・フィッシュ)のアジトでやんすよ、ここ!」(W06-044)
ロアー「そーでやんす!囮になるならこの負け組男1人で十分でやんす!」(W06-058)
ロアー「じゃ、あんたと負け組男と親分で囮になるでやんす。ちょうど3人でやんす」(W06-060)
ロアー「おいらみたいな将来有望な若者が死んだら人類にとっての大損失でやんす」(W06-063)
ロアー「痛いでやんす、酷いでやんす!」(W06-068)
ロアー「え?おいらでやんすか??」(W06-077)
ロアー「え〜?何のことでやんすかね〜?」(W06-079)
ロアー「ちっ……事が終わったらそっちの負け組に罪を着せて逃げるつもりだったでやんすけどね。
こんな感じに」(W06-081)
ロアー「ま、チャラにしてくれるなら協力するでやんすよ」(W06-083)
ロアー「1体だけプログラムコードが書き換えられてるでやんす!」(W06-090)
ロアー「親分!ハイジャックする予定だったのは隣に停まってた船でやんす!!」(W07-011)
ロアー「ロアー、(キャスト名)」(W08-007)
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レザンのセリフ一覧 (セリフ数: 31 )
レザン「あー!すいません!うちの子がよそ見してたようで!!
……おいこら、ロアー!目立つなって言っただろーが!」(W02-017)
レザン「わははは、何でもありません!
馬鹿かお前!ここで騒いで俺たちが泣く子も黙る宇宙海賊・レザン海賊団だとバレたらどーする!
計画がおじゃんだろーが!!」(W02-020)
レザン「な、何故それをッ!!?」(W02-022)
レザン「し、しまったあぁ!!!やいお前ー!命が惜しくば今の言葉、聞かなかったことにするんだな!黒飴やるから!!」(W02-024)
レザン「すまん、恩に着る!行くぞ、ロアー!」(W02-026)
レザン「うおっ!?お前はさっきの!!」(W03-003)
レザン「いえいえいえ!何でもありません!やだなー、宇宙船に乗るくらいははしゃいじゃって、この子はもー!!」(W03-007)
レザン「そのまさかさ!!」(W03-011)
レザン「兄さん、都会に疲れちまったクチですかい?」(W03-013)
レザン「あー!宇宙海賊って言った!言うなっつってんのに!!」(W03-015)
レザン「あぁ、あいつならこの船のエンジンの破壊工作に」(W04-003)
レザン「うろたえるな、小僧!」(W04-005)
レザン「この型の船だとエンジンが二機あるから片方を止めても大丈夫なんだとよ。
動けなくなったとこでその隙に俺たちが船を乗っ取るって寸法さ!」(W04-007)
レザン「いいじゃんかよー、俺たちだって食うのに必死なの!
これ成功しないと今日の夕飯、宇宙キャベツの芯だけとかになるんだぞ!」(W04-010)
レザン「追い越しか!?追い越しに怒ったのか!!?」(W04-024)
レザン「……あ。」(W04-026)
レザン「わー!!ロアー!中止だ中止!超中止ー!!!」(W04-027)
レザン「ごめんなさいすみません警察だけは勘弁してください!」(W05-002)
レザン「………兄さん、一蓮托生(いちれんたくしょう)って言葉、知ってますかね?」(W05-018)
レザン「ひどいわ!あたしとのことは遊びだったのね!!」(W05-022)
レザン「別にいーだろ、ネットなんて」(W05-045)
レザン「まあまあ、おかげで中に入れるし、良かったじゃん」(W06-010)
レザン「誘拐したら身代金要求できっかなぁ……」(W06-025)
レザン「おー、すっげー!ここが密輸団のアジトかー」(W06-045)
レザン「おい、ちょっと待て。兄さんはともかくなんで俺らまで!!」(W06-057)
レザン「あー、俺もこの後夕飯の買い物行かないといけないし」(W06-062)
レザン「ぐあっ!?」(W06-066)
レザン「おっと、それは遠慮しとくぜ。痛い目に遭いたくなきゃ、大人しく投降しな」(W06-097)
レザン「ふっ、しばらく喋ってないんでそのまま退場すると思っただろ?
俺だって活躍したいんだよ!そういう年頃なの!!」(W06-098)
レザン「おいお前ら!両手を挙げて大人しくしろい!……って、しまった!この船じゃねぇ!!」(W07-010)
レザン「レザン、(キャスト名)」(W08-006)
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ミオのセリフ一覧 (セリフ数: 41 )
ミオ「皆様〜、本日は〜、SS・スターシップ社をご利用下さいまして〜、誠にありがとうございま〜す」(W03-001)
ミオ「お客様、どうかされましたかー?」(W03-006)
ミオ「はぁ……」(W03-009)
ミオ「……というわけで、暗黒星雲産の宇宙秋ナスはお嫁さんには絶対食べさせてはいけないと、この辺りでは伝えられているそうです。さて、当機は木星、小惑星帯(アステロイドベルト)、火星を経由し、終点の地球へと向かいます……」(W03-020)
ミオ「当機はただいま小惑星帯を通過中です。揺れる場合がございますので、シートベルトをお締め下さい」(W04-001)
ミオ「サラ社長ー、アナウンス終わりましたー」(W04-012)
ミオ「危ないですねー。ここ、追い越し禁止の小惑星帯なのに」(W04-016)
ミオ「リスキーちゃん、だめっ!今日はお客様が4人も乗ってるのよっ!!」(W04-018)
ミオ「リスキーちゃん、だめだってば!!!」(W04-020)
ミオ「……半分はリスキーちゃんのせいなんだからね」(W05-005)
ミオ「はぁ……珍しくお客様が多いと思ったら宇宙海賊だったなんて……」(W05-007)
ミオ「はい?」(W05-009)
ミオ「軍をクビになって、生活苦の為に宇宙海賊になったんですか?……か、かわいそう……」(W05-016)
ミオ「あ、あの、愛の形は人それぞれですよ、ね……」(W05-026)
ミオ「と、ともかく!こうしていても始まりませんし!船の修理のできる場所を探しましょう!」(W05-037)
ミオ「じゃ、グランさんは放っておいて、行きましょうか。」(W05-039)
ミオ「うう……グランさん以外のお得意様が欲しいです……」(W05-043)
ミオ「もう一度呼んでみましょうよ。すいませー……」(W06-003)
ミオ「………。てへっ★」(W06-007)
ミオ「だ、だってだって!普通の人の作った建物とかって脆い(もろい)んですもん!!」(W06-009)
ミオ「なんでしょう、ここ……荷物が沢山置いてあるみたいですけど」(W06-016)
ミオ「本人はただのストーカーさんなんですけどね……」(W06-024)
ミオ「連邦軍、ですか?」(W06-030)
ミオ「きゃっ!?」(W06-034)
ミオ「あの、そういうことにしてあげた方がいいんじゃないでしょうか」(W06-042)
ミオ「あぁー、確か私が入社するちょっと前でしたっけ。
……って、2人とも!そういう重要な思い出をあっさり忘れないで!!」(W06-048)
ミオ「あ!はい!すみません!どうぞどうぞ」(W06-053)
ミオ「もう!皆さん、下がって!私がなんとかします!」(W06-071)
ミオ「くっ……!お客様を守るのが添乗員(てんじょういん)の務め(つとめ)!
ここから先は通しません!!」(W06-072)
ミオ「動きが止まった……!?」(W06-086)
ミオ「きゃあっ!!?」(W06-088)
ミオ「止まった!えいっ!!」(W06-095)
ミオ「グランさんのは……活躍じゃないです」(W06-103)
ミオ「か、カッツさん!暴力はいけません!ていうか人をタコとか言っちゃ……」(W06-113)
ミオ「えぇ!?」(W06-115)
ミオ「えー、皆様〜、当機はお客様を目的地に無事お送りすることを第一に〜、安全運転で航行してまいりま〜す」(W07-002)
ミオ「え、カッツさん、うちに入社するんですか?」(W07-008)
ミオ「きゃっ!この間の海賊さんたち!?ど、どうしましょう……私、怖いっ!」(W07-012)
ミオ「リスキーちゃん、だめだってばっ!」(W07-019)
ミオ「ミオ、(キャスト名)」(W08-002)
ミオ「企画・脚本ほか、さのや」(W08-010)
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グランのセリフ一覧 (セリフ数: 27 )
グラン「おい、お前ら、静かにしろよ。ミオさんの話が聞こえないじゃないか!」(W03-017)
グラン「ったく、これだからマナーのなってない客は困るよ。おかげでミオさんの暗黒星雲豆知識を聞き逃しちゃったし」(W03-019)
グラン「ふっ、この僕を誰だと思っているんだ?宇宙怪獣ハンターのグラン・カナン・ロイヤル様だぞ。
危険な宇宙怪獣の監視は僕の使命だからな!!」(W03-022)
グラン「しっ!声を立てるな!目の前にいるじゃないか!!」(W03-024)
グラン「そのまさかさ!!」(W03-026)
グラン「見た目に惑わされるんじゃない!ああ見えて彼女の握力は推定12宇宙t(うちゅうとん)、
セラミック合金の壁を軽く壊せるんだぞ!放射能のブレスを吐くこともできるし!」(W03-028)
グラン「ちなみにスリーサイズは上から88・56・87、視力は両目8.0、靴のサイズは23.5cm、
好きな色はエメラルドグリーン」(W03-030)
グラン「ちがーう!危険な宇宙怪獣を放っておくわけにはいかないだろう!
僕はただ、全宇宙の平和の為に危険な宇宙怪獣の詳細なデータをだな!」(W03-032)
グラン「あ、ミオさーん!今度一緒に食事とかどうですかー!
美味しい木星イタリアンのお店を見つけたんですよー!」(W03-033)
グラン「とりあえず僕らの3m以内には寄らないでくれ」(W05-028)
グラン「僕はミオさんとなら岩だらけの火星の荒野だろうが何だろうが平気ですよ!
それにほら、2人で協力して苦難を乗り越えた時に愛が芽生えちゃったりなんかしちゃったりして」(W05-038)
グラン「というわけで2人の愛は永遠に……って、あれ?ミオさん?
ていうかみんな?ちょ、置いてかないでー!!!」(W05-046)
グラン「は、ははは……さすが、ミオさん」(W06-006)
グラン「僕んちのじゃないよ。だって入り口に会社名が書いてなかったし、
ガードロボットや警備員がいないなんて有り得ないよ」(W06-019)
グラン「うん。僕、次期社長!えっへん!!」(W06-021)
グラン「な、何だ何だ!?」(W06-035)
グラン「ミオさん、下がって!こいつらが囮(おとり)になってる隙に!!」(W06-056)
グラン「3体いるんだぞ!囮も3人いた方が生き残る率が高くなるじゃないか!」(W06-059)
グラン「ダメだ!僕にはミオさんを安全にエスコートするという使命があるんだッ!!」(W06-061)
グラン「……じゃ、カッツ。頼んだよ」(W06-064)
グラン「うわぁ!?」(W06-067)
グラン「あ、もしもし?パパ?うん、保安部今すぐ送ってくれない?2,3隊でいいや、すぐ片付きそうだしー」(W06-100)
グラン「ミオさん、見ててくれました?僕の活躍!」(W06-102)
グラン「そんな!!」(W06-104)
グラン「ミオさーん、こっち向いてくださーい!」(W07-003)
グラン「ミオさん、下がって!こいつが囮(おとり)になっている隙に!!」(W07-014)
グラン「グラン・カナン・ロイヤル、(キャスト名)」(W08-003)
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リスキーのセリフ一覧 (セリフ数: 24
)
リスキー「わかってる。あたしだってこんな見通しの悪い所で無茶は……」(W04-014)
リスキー「……あたしの船を追い越しやがったな」(W04-017)
リスキー「一番はあたしだ。あたしに挑んだことを後悔させてやる」(W04-019)
リスキー「よく全員無事だったな」(W05-004)
リスキー「操縦士の腕がいいから死人が出ずに済んだんだ」(W05-006)
リスキー「本当か?」(W05-014)
リスキー「大丈夫だ。きっといつかどこかで認めてもらえるさ」(W05-027)
リスキー「社長のはあたしのせいじゃないぞ。
あれは確か、配達の仕事を請けたら中身が怪しい白い粉で、
それを巡った(めぐった)セクター308(さんまるはち)の大規模な抗争に巻き込まれた時に……」(W05-036)
リスキー「いつもの事だ。あいつはミオのストーカーだからな」(W05-041)
リスキー「ミオ……力入れ過ぎだ」(W06-005)
リスキー「どっかの会社の倉庫だったりするんじゃないか?ロイヤル社とか」(W06-018)
リスキー「どうした?」(W06-028)
リスキー「そういえばそうだ。懐かしいな」(W06-047)
リスキー「あの時はバタバタしてたからな。記憶が飛んでて覚えがないんだ」(W06-049)
リスキー「争いは何も生まないな」(W06-070)
リスキー「やばいな……ミオは強いけど、数が多い」(W06-073)
リスキー「よし、2体は停止させたぞ!」(W06-087)
リスキー「親のコネで保安部呼んだだけじゃないか」(W06-105)
リスキー「……本当に、タコだ。」(W06-116)
リスキー「ミオなら何が来ようと大丈夫だと思うが」(W07-013)
リスキー「……あたしの船を追い越しやがったな」(W07-018)
リスキー「すまん、通り過ぎた。戻るのが面倒だから、この先の暗黒星雲がお前の故郷ってことでいいか?」(W07-021)
リスキー「リスキー、(キャスト名)」(W08-004)
リスキー「制作・提供は、」(W08-011)